睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、
•睡眠1時間あたり10秒以上の呼吸停止
•低呼吸(血液中の酸素が低下する呼吸または呼吸努力後の覚醒)が5回以上あり、
昼間に眠くなる)
2003年からCPAP(シーパップ)が保険適用になりました。
無呼吸症候群は60種類以上の睡眠障害の一種
<なぜ呼吸が止まるの>
仰向けになると、舌の口腔内の奥に向かって下がる。
上気道の筋肉の一つである舌下神経は、気道を確保するために
舌を収縮させる働きをするが、舌下神経が緩むと舌はより深く下がって気道が狭くなり、
息を吸う時に気道を閉じやすくなる。
呼吸ができないと、血液中に取り込まれる酸素が減って苦しくなる。
※酸素飽和度は95%以上のところ75〜85%程度まで下がる場合もある。
例えば、新型コロナウイルス感染症による低酸素症で酸素吸入を行う基準は93%
それをはるかに下回る状態に置かれるので必死に息を吸った結果、「グガッ」「ゴォ」
と大きな音をともなういびきが出る。
大きないびきで何度も覚醒を繰り返すので寝不足や疲労を感じる。
睡眠1時間のうちに無呼吸および低呼吸が0〜5回で正常
5〜15回で軽症、15〜30回が中等症、30回以上で重症
原因の体重が1割減ると無呼吸が3割減るというアメリカの報告がある。
◉肥満気味で、血圧の薬を飲んでもコントロールがうまくいかない人は、
睡眠時無呼吸症候群になる確率が高いと言われています。
気になる方は一度ご相談下さい。
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